• Toshiya Kakuchi

How to choose the size

先週のリリース以降、日本一ヒマなお店ベシックスらしくもない生意気な状況が続いております。



まずは、この1週間程度の期間にメールやDM等を頂きました皆様、全くご返信ができておらず誠に申し訳ございません。



大半のお問い合わせがサイズ選びについてですが、正直なところ履くしかない靴のサイズ選びを文章ベースで行うには限界があるため個別の回答は控え、一旦オフィシャルブログにて皆様のご理解を獲得したくこのような記事を書くことに致しました。



早速ですが、今回は弊店のハロゲイトを選ぶ際に利用して頂きたいサイズ選びの考え方についてお付き合いください。



最初に断りを入れますが、この考え方は一般的には浸透しておらず他の会社様では全く推奨されておりません。



理由はさておき、理論上では圧倒的にベシックス式サイズ選びは正確性が高いので、今回はこの内容を皆様に推奨させて頂くこととします。



それでは早速まいりましょう。



一つ目の大事なところです。

弊店のオンラインストア上に記載しているサイズは「実寸」にて記載をしております。





例えば、UK7は「実寸26.5cm前後の足の方にお履き頂くとちょうどいい可能性が高いサイズ」という認識のもと記載をしております。



この実寸の導き出し方については、最も簡単な方法として足型のトレースが挙げられます。



大きめの紙の上に実際に履く靴下を履いた状態で足を乗せ、ボールペン等でアウトラインをなぞるという方法です。





この方法の注意点は、平気で5mm〜1.0cm程度の誤差が生まれるということです。



ボールペンの太さや筆の角度にはご注意ください。



そして、ざっくりと枠を作ったら縦横の計測です。





先ほどのサイズ表に照合してみると、最も近いサイズはUK7ということになりますが、この場合はUK6h(ベシックス別注サイズ)の方がちょうどいい可能性が高いと考えるのがベターです。



そこでより確度を上げるために必要な作業が「お手持ちの靴の実寸を計測してみる」です。



ここでは、例としてこれまで履いてきた3足の靴を用意して同じく計測したとします。



①Aldenのくつ:US 7 / OUT SOLE 29.0cm WIDTH 11.5cm 内寸26.3cm

②Church'sのくつ:UK 6h / OUT SOLE 28.5cm WIDTH 10.3cm 内寸26.5cm

③REGALのくつ:JPN 26.0cm / OUT SOLE 28.4cm WIDTH 10.7cm 内寸26.0cm



仮にこんなデータだったとした時に、最もご覧頂きたいのが「内寸」に対しての「実際の履き心地」です。



①のAldenは、アウトソールは最も大きいにも関わらず内寸はChurch'sよりも小さい。



では、Church's比較でAldenの履き心地はどうかな?という感じで、体感と数字を色々と比較していくと、シミュレーションが進むごとにハロゲイトの履き心地が次第に想像しやすくなるということです。



そして、恐らくこのあたりで多くの方が気付くはずですが、自分の足の実寸と履いている靴はそれぞれ全然大きさが違うということです。



その理由を明らかにすると、靴の形と履き心地の感じ方の関係性が挙げられます。



例えば、丸い木型で作られたAldenのチャッカーブーツは多少余裕があっても足首が安定するから履きやすい、とか。



内寸が最も長いChurch'sの短靴はウエストのシェイプが効いていて6 Eyeletsなので、土踏まずのところでホールドされていて縦の長さを感じにくい、とか。



アウトソールも内寸も手持ちの靴で一番小さいREGALのローファーは、履き口が広いのでよりジャストなサイズを選んだんだ、とか。



ここまで来れば、頭の良い皆様なら3Dの考え方もできてくる頃でしょう。



そして、もう一つ大切なこととして「ゆったり履くのが好きなのか」「タイトな方が好きなのか」というような、根本的なことは必ず見落としがあってはなりません。



と、いうことで、我々の業界で当たり前のように引用されている「US 8=26.0cm」などの表記は全くアテにならないどころか、暴いてしまえば一つ一つの靴の形状が違うことを踏まえてサイズをミリ単位で測っていくことの業務負荷があまりに大きいので、便宜上極めてざっくりとした一般認識を据えている…というのが実情です。



なので、「Aldenで6hを履いているんだが…」という中途半端な情報だけを頼りにサイズ選びのサポートをさせて頂くことが極めて難しいという考え方をしております。



お客様の足はお肉がたくさんついていて多少の弾性があるのか?それとも骨張っているのか?でトレースした足型の見方も変わってくるわけです。



通販で靴をお求め頂くというのは大変難しい行為であることはどうかご理解頂き、その上で失敗しないためにも定性定量の観点で様々なチェックをして頂くことをオススメいたします。



引き続き大好評のハロゲイトのトランクショウは、3月21日(日)まで。

皆様のご来店を引き続きお待ち申し上げております。




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