top of page
  • 店主 角地 俊耶

今とこれからの気分 〜その① カタチ〜


お店をオープンしてもうすぐ2週間になります。

豪雨や残暑など、天候にはあまり恵まれない2週間でしたが遠方からわざわざお越しくださるお客様もいらっしゃり、つくづく感謝の気持ちでいっぱいでした。

大きな会社で勤めていた頃もちゃんと考えていたつもりでしたが、本当に、本当に、本当〜に、世の中にゴマンとあるお店の中からわざわざこのお店に来てくださるお客様がいることは当たり前でなく、ご購入の有無に関わらずありがたい。そんな事を今さら改めて感じています。

さて、ようやくクーラーの風量も急から自動に切り替える心の余裕が出てきた8月末ですが、すでにカクチはこの冬を飛び越えて2017年春夏の展示会で来年販売する商品を買い付けさせて頂いています。

そんな中で、2016年秋冬〜2017年春夏のファッションの流れを感じるわけですが、今ぼんやりと感じていることが次の展示会などではっきりカタチ(カクチとかカタチとかややこしい)になってくるなんてこともよくあります。

今回はその①としてカタチ(シルエット)に限って少しお話をしますが、今後色や素材など、今と今後の傾向を個人的な感覚で申し訳ないな〜と思いながら、何とか皆様の食指が動くきっかけになればと時々アップしていきます。

ここ数シーズンのカタチの傾向と言えば、トップスのビッグシルエット。皆様すでにいくつかの大きな洋服を手にされたことかと思います。Bechicsでも展開させていただいている、AURALEEやFill the Bill、Scyeなど多くのブランドが今の気分に合うシルエットで新しい提案をされています。

ただ大きければ良いというわけではないので、きちんと”落ちる”生地の選び方や、ドロップショルダーもなだらかに見える袖付けなど、テクニックのあるブランドがやはり上手いです。

まだまだこのトレンドはこの秋から次の春夏も中心になっていきますので、これから皆様に良いビッグシルエットが見つかることを願っています!

そして、ちょっと先のハナシですが、先日初めての店休日に行きつけのツタヤ書店で膨大な洋書や日本の雑誌を読み漁り、「う〜ん、次はこのくらいだな。」というカタチを収集してきました。

抽象的ですが、今と違うところはトップスはほぼそのままに、レイヤーによってバランスに変化をつけていくことと、ボトムスのバランスがワイドになっています。そして、トップスをパンツインさせてウエストを高く設定するスタイリングはすでに皆様取り入れている方も多いと思いますが継続的なトレンドになりそうです。

もっと先にはトップスのビッグシルエットが収束し、非常にタイトなトップスとボリュームのあるボトムスを組み合わせるようなトレンドも来そうですが、一部のハイブランドが積極的にプロモーションをしているのがリアルになるまでもう少し時間がかかりそうな気がします。

例えるならこんなバランスもチラホラ見かけるようになりますが、今は全くリアルじゃない。

ではまた、何かを感じた時にその②を更新します!


閲覧数:286回
bottom of page