TABI for Bechics

August 4, 2019

私見と断りを入れるのが最近のマナーでしょうけども、ここは言い切りましょう。

 

 

”日本一良いソックスを作るブランド「marcomonde」"さんのご紹介です。

 

 

ざっくりとmarcomondeの持ち味と特徴を振り返ると。

 

 

1:女性デザイナーならではの繊細なカラーリング

2:女性デザイナーならではの繊細な履き心地

3:女性デザイナーならではの男性感覚

 

 

女性、女性、女性…と、ハラスメント問題に発展する前に話題を切り替えますが、女性の感覚で作るものにはやはり独特の感性があって、私はそこがとても気に入っています。

 

 

marcomondeはブランドの中でいくつかのレーベルに分かれているのも特徴で、本流のmarcomondeラインと、リブソックスを独立させたONMMライン、そして究極の定番&履き心地を追求したNew Classicラインの3本立てで成り立っています。

 

 

 

 

いくら素敵に言葉を重ねていっても、結局は履いてみないとわからないのがソックス。

「騙されたと思って一度履いてみてくださいよ…」と、New Classicラインを雑に煽ってみたInstagramの投稿が異常な反響を生み、素早く完売した19SSシーズンのことも記憶に新しいです。

 

 

お求め頂いた皆様、改めましてありがとうございました。

感想はお聞きしておりませんが、今でも確実に後悔をさせていない自信に満ち満ちております。

 

 

ダラダラとお話をする悪い癖が出てまいりましたので、本題へ。

 

 

初めての別注にて、marcomonde様にNew Classicラインで「タビ・ソックス」をお作り頂きました。

 

 

 

 

 

この時点で、「ハイ、買います!!」のお声が聞こえそうですので本日のブログはこれにて、とできてしまいますが、後半のダラダラにお付き合い頂ける方のみ読み進めて頂けると幸いです。

 

 

言わずもがな「タビ=足袋」ですが、マルタン・マルジェラなどが自動的に頭をよぎってしまうファッションアディクトの皆様も、もう少し足袋について冷静にその歴史をご覧頂くと今回の別注が少し面白いものだと感じて頂けるのではと考えております。

 

 

古くは平安時代(原型はもっと前)から上流階級の人々の贅沢品として、草履を履く際に足を保護するために生まれた足袋は、当時安価で安定的に供給されていた皮(革とも呼べないような)で作られていました。

 

 

 

 

蒸れやすく履き心地に関しては決して良いとは言えないものの、高価で希少な木綿が使えなかったことから皮足袋が主流となっていましたが、時代とともに舶来品も増え、中国などから安定的に絹やら木綿が渡るようになり、同時にこれまで一般的であった皮の高騰もきっかけで江戸時代には庶民にも木綿の足袋を履く人が増えました。

 

 

 

 

最近では、5本指ソックスというグッズも様々なメーカーから売られていますが、よく「カラダにいい」と言われているのは聞くものの、「いやいや、普通のソックスで健康害していませんから!」と、聞く耳を持たれていないことや、「飲み会の時にバカにされちゃう…」なんて、ベタな理由で敬遠されることも少なくありません。

 

 

難しい話はできませんが、基本的に人体への影響面では普通のソックスより5本指ソックスの方が良いことは医学的に立証されていることなので、0<5であることは認めましょう。 

 

 

そして、”2本指ソックス”にあたる足袋ソックスはどうなのか?と言えば、これもYesです。

 

 

 

 

前述の足袋ですが、さすが昔の人たちは優れた生活をされており、今になっては草履の鼻緒を指で挟んで歩くことが非常にカラダにとって良いということが医学的見識を持った方々からも認められています。

 

 

具体的に言えば、カラダのバランス感覚を整えたり脳への刺激もあるということで、百害あって一利なしの逆、百利あって一害なしの代物でした。

 

 

 マジか母ちゃん…

 

 

先に白状しますと草履を履く…というのがポイントであるわけですので、足袋を履くことにどれだけの意味があるんだと言われてしまいそうですが、それもなんとYes!。

 

 

5本指ソックスと同じく、指のフレキシブルな動きはカラダの疲れや体幹などにも大きく影響してくるもので、特に踏み出す際に力のかかりやすい親指の自由度は極めて重要です。

 

 

…とまあ、こんな感じで読んでても「ハイ、ハイ」と言われそうな事はさておきましょう。

しかし覚えて頂きたいのは、”何も感じていなくてもカラダには良い”ということです。

 

 

今のように誰しもが平等ではなかった時代は、足袋は履いても良いけど庶民は青しかダメ、とか、白足袋は武士が最後に切腹をする際に履く色だ、とか、黒足袋は平服を着る時に使うもの、色足袋は女性が履く…というように、それぞれの色にもきちんとした理由(フォーマル性)があり、足袋は決してオシャレで履くものではありませんでした。

 

 

Bechicsでは、究極のベーシックと履き心地(本当に本当に素晴らしい)を実現しているmarcomonde New Classicにこそ、この「タビ・ソックス」を作って頂く意味があると考え今回初めての別注をお願いしたわけです。

 

 

 

 

どうせなら、歴史やカラダへの影響まで勉強をしてカタチや色を決めたいと考えて、一般的なイメージのあるくるぶしまでの短い足袋ではなく、初期の頃に採用されていた長足袋をベースに、色も最もフォーマルな白、平服に使うものとされた黒、一般普及された当初に誰もが選べず履いた紺、そして伊達男と女性に好まれた色足袋(ベージュ)の4色で決めました。

 

 

色々と語った結果、「マルジェラの足袋ブーツは履いた事がないけど、これなら履いてみたい!」でも良いと思っています。

 

 

ファッションってそうして表面的に捉えられることも多々あると思いますが、少なくとも私たちリテーラーはそれはそれで否定せず、その上でお客様に健康や楽しさを届けながらも、ちゃんと意味を持たせたことができていることが重要だと思っています。

 

 

一番伝えたいのは、Bechicsは中身があるものしかやりませんよということと、だから一回コレを履いてみてくださいってことです。

 

 

皆様が健康で楽しく、オシャレに過ごせますように。

 

 

 

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