NATURAL DYE

August 22, 2018

 

 

今秋冬のATONは得意な素材開発だけではなく、”色”にも特別なこだわりを持ったコレクションを展開しています。

 

『NATURAL DYE』とは、天然素材を使った染色方法のことですが、上の写真は展示会場で入り口正面にデカデカと飾っていたヴィジュアルで、入室した瞬間に何を見るべきかを示していらっしゃいました。

 

アカシア、ピンクッション、ガーデニア、バンクシア、ティーツリー、ブルーレースフラワー、ユーカリ…などを原料に、非常に豊かな色を抽出していく過程がありますが、ここではさわりの部分だけご紹介いたします。

 

 

 

 

今回Bechicsでは、中でも目を引いたピンクッション(ピンク)とアカシア(ダークブラウン)の2つの色を使ったスウェットパーカを買い付けさせて頂きました。

 

このスウェットパーカは17年秋冬シーズンも弊店でお取り扱いさせて頂き、非常にご好評を頂いたATONの名品ですが、今シーズンは少しサイズにゆとりを持たせる修正を入れて、更に前回は展開がなかった04サイズという中間サイズを作られたのでそれを買い付けています。

 

 

 

 

袖先の三角形状のリブ使いや鋭角に切られたフードのシルエットなど、ヴィンテージのディティールを取り入れながら生地を通常の2倍の密度で編み立てた超度詰め仕様にしていたり、クラシックとモダンのハイブリッド感が特徴となりますが、最終的には非常にシンプルでシルエットの美しさが際立つような仕上げです。

 

 

 

 

本題となるNATURAL DYEの特色の話をすると、どのようなところに普通の染めとの差があるのか?という部分が論点になります。

 

大変物理的なお話になりますが、以下はATONからリリースされているその説明です。

 

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ATONの『NATURAL DYE』の商品は、植物の花、葉、茎、樹皮、果皮、または鉱物から、新しい考えと技術で染料を作成し、媒染剤を使用しない堅牢技術で染色をしています。

通常、植物から色素を抽出して染める草木染めの場合、その色素を安定させる為に水に溶かした金属と化学反応させて、固着・発色させます。

その金属の液体を「媒染剤」と呼びます。この媒染剤が植物色素1つに対して2つ付く為、色がくすんで見えてしまう原因にもなります。

ATONではその媒染剤を使用せず、独自の自然なタイプの糊剤を使用し、100%天然にこだわるのではなく、安全な状態で染めた自然の色で、脳と皮膚で感じて頂ける商品になるようNATURAL DYEで染めています。

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また、これもミクロなお話ですが、天然染料の個性として色の粒子に大小があることでの最終的な染まり方の差がある点なども興味深く、繊維の奥に入り込む小さな粒子と繊維の手前で止まってしまう大きな粒子があることで色の奥行きが生まれるという点は、化学染料との大きな差とも言われています。

 

以前のブログにも書いた通り、シルエットや色などは2018年のトレンドを語る上で重要なファクターと考えていますが、一言にこげ茶や赤みのある色が流行だと言うだけでなく、それをどこまで究極な状態にすることができるかにこだわりを持つATONは、やはり一枚も二枚も上手であると感じるばかりです。

 

是非実物をご覧頂き、その差を感じて頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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