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  • 店主 角地 俊耶

充実した2017年、ありがとうございました。


本日で2017年の営業を終えました。

まずはこの一年、お客様、お取引先様を始めとした皆様に心より感謝を申し上げます。

日頃のご愛顧、誠にありがとうございます。

お店を始める前に「企業生存率」というものを見たのですが、起業者の約半数が1年以内に廃業するというデータが経済産業省などにあり、怯えていたことを思い出します(なんと、そのデータは法人データで個人事業はその倍の廃業率らしいです…怖)。

稼ぐことはおろか、続けることでさえ奇跡に近い確率である中で、このように年末のブログを書くことができるのは本当にこれをご覧の皆様のおかげに他なりません(よくこういう遠回しな自慢がありますが、私の場合は本当に運が良いとしか言いようのないほどお客様に恵まれましたw)。

感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝感謝…とコピペを使わずに何回でも打ち込めそうですが、年末のこの穏やかな空気の中でストイックな行動はやめておきましょう。

正直、私自身は楽しむ余裕もまだないような状況で、日々これから先のことをどのようにしていくかで頭がいっぱい。でしたが、振り返ってみると昨年より充実していたことを強く感じます。

名前を呼べるお客様が増えたこと、お会いしたことはないけど電話は何回もしているお客様も増えたこと、メンズのお店なのに女性の顧客様、一流のスタイリスト様とのお取り組み、Bechicsに何かを期待して(あの店ならありそうというイメージ)来てくださるお客様、そして、開店間もない頃からずっとお世話になっているたいせつな顧客様など、繰り返しご来店頂けるお客様が居てくださるのは、お店にとって何よりもありがたいことです。

2018年は、2017年にやってきたことを超える準備もしてまいりました。

「前回越えは絶対」がもはや口癖になってしまった私ですが、半年間で切り替わるシーズン毎に、必ず1つ以上の進化をするのが店としての最低限の務めとして強くこだわっています。

ここではあまり具体的なことは書きませんが、どうぞご期待ください。

社会の変化は著しく、今後もさらに世の中のスピード感が速まっていきます。

アパレルの世界もどんどん機械化し、世界のどこからでも買い物が容易にできたり、試着が不要になったり、コーディネートも考えなくて良くなるなど、今まで当たり前だったことが次々と新しい常識に塗り替えられていくことでしょう。

しかし、ファッションは「人が着る」という着地点である限り、私たち販売員にしかできないことがたくさんあると確信しています。

そのために、私とBechicsは日々楽しくファッションとともに成長していくのみです。

2018年、皆様にとってより多くの幸せが訪れますように。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


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