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  • 店主 角地 俊耶

10 BASICS NOT CHANGING FOREVER


2017AWシーズンも終盤です。

お客様からも次の春夏のお話をお尋ね頂くことが増えてきましたが、この時期(シーズンの後半2ヶ月程度)は毎回シーズンの振り返りを様々な視点でします。

例えば、何が売れてそれはなぜ売れたのか…とか、誰が何を買って喜んでくださった…とか、ご愛顧頂いているお客様にお買い上げ頂いたものを確認し、次の秋冬はどのようなものが必要だろうかと想像したり…。

また、1年以上先のことにも関心を持ち、自分自身が純粋にどのような物事に振れているかや、Bechicsにお越し頂くお客様の興味対象の変化と生活習慣の”Before - After”なども踏まえて、今後チャレンジしていく領域の目星を付けたり、Bechicsに求められることって何だろうかと思考を掘り下げます(これが一番大切)。

最近はそんなことをしているわけですが、もう一つ、この時期になるとやることがあります。

それは、お客様から頂いた大切な売上金をお客様のために使うこと。

言い方が大げさですが、またご来店頂くお客様のためにお店の魅力を高めることにお金を使おうと決めて、これまでも半年に一回細々とお店の部分改良をしてきました。

今回は、老朽化も進んでしまった(と、言うよりも最初からこんな屋外に弱い素材を使った私がバカでした…)お店の看板をまずはリニューアル。

毎回、この手の備品類(お店の什器もほぼ全て)は既製品を購入せず、世の中にある色んなデザインアイデアを吸収しながらできる範囲で自作するのが私流(そうしないとどこか必ず似てしまう)。

まず、資材は全て店内で使っているものと合わせて黒皮鉄と木材(ヒノキ)のコンビネーションに決定。

雨に打たれるため、経年変化が味わいになるようなものを選びました。

私自身、洋服もインテリアも基本的にシンプルで素地に力のあるものが好きなので、あまりデザインのないものを好んで選ぶことが多いです。

そんなこんなで看板も新しくなり、いよいよ目前に控えた2018SSに向けてホームページなども着々とアップデートをしています。

肝心の洋服はと言えば、これまで以上に私が好きなものをラインナップいたします。

それは具体的に言うなら、トラッドであり、モードであり、クラシックであり、アヴァンギャルドであるものたち。

HPのトップページはそんな空気感が伝われば…と、デザインしました。

洋服の原点を見つめ、意味のあるデザインやただの雰囲気に限らないような中身のあるファッションというのが一つの気分です。

そして、皆様に馴染みのあるものたちを今の気分に合うよう思い切ってアップデートしたり、デコレーションしたアイテムならびにスタイリングを提案していきます。

改めて、ベーシックを深く考えた末に出した私なりの2018年春夏シーズンを敢えて言葉にするなら、「王道をこれ以上なく楽しむ」こと。

新しいブランドや別注品も様々ご用意しています。

2017年も残りわずかとなりましたが、日々お客様に感謝をしながら年末まで営業をさせて頂いております。

引き続き、楽しい年末をお過ごしください。


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