あとは良いパンツがあればそれで良い

September 10, 2017

今季からお取り扱いをさせて頂くことになったSLOANEは、質のわかる大人のお客様に向けて一投してみようと選んだベーシックなニットブランドです。

 

 

糸から厳選し、製品になるまでの過程を全て妥協なく取り組むことがこのブランドのポリシーですが、私がSLOANEの品物を見たときに感じた印象は、”感覚的”な良さです。

 

ニットは他の洋服と違い形やデザインより(それらも重要ですが)も、ニュアンスや素材の重要性が高いアイテムです。

 

特にメンズにおいては、ニットは毎年買い換えるようなものではなく少なくとも3年以上は着続けるイメージでモノ選びするお客様がほとんどなので、着続けていく中で楽しめる「味わい」があることや、「気持ち良い」ことがとても重要に感じます。

 

そんな思いを持って、SLOANEを見て、触って、着て感じたことを素直に書くと。

 

 

・普通の(褒め言葉)ニットである。

・職人の手が入っていることがわかる

・そのものの形から、編み地、リブの幅・長さに強いこだわりを感じる。

・素材が良く、色が美しい

・日本人の着こなしをよくわかったバランス設計になっている

・大人向けのニットである

 

ということでした。

 

ニットが好きな人は多いのですが、その多くの方々は、クルチアーニやジョン・スメドレー、ドゥルモア、ザノーネ、アンデルセン・アンデルセン、マルタン・マルジェラ、そしてBechicsでもお取り扱いのあるtsuki.sやAURALEEなど、比較的限られたブランドを着ているように思います。

 

SLOANEのデザイナー様とお話をした時に印象的だったのが、ご本人もそのほとんどをずっと着ていたということで、それぞれのブランドの良いところも気になるところも認めた上で、自分たちが今一番ちょうど良いと思えるものを一から作りたいと考えてブランドをスタートしたということでした。

 

そんな色々と感じた内容が、シンプルでわかりやすくSLOANEのブランドリリースに記載されていたのでそのまま転載いたします。

 

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スローンは自分たちが着ていて、心地良い物を作りたいという気持ちから始まりました。

その為に作り手とのコミュニケーションが大切だと考え、スローンの製品は日本で生産されています。

細かいニュアンスを、作り手に直接伝えられるだけで完成度が違うと思うからです。

例えば、編み地が綺麗に整っているのか?
言葉で理解していても、それを同じように感じる感性が重要だと考えます。


スローンの商品は特にサイズ感に気を使って作っています。

ストレスを感じることなく、着心地の良さを体感して頂きたいため、出来るだけ立体的になるよう工夫をしています。

 

また、直接肌に当たる襟廻りは非常に大切な部位なので、天巾や襟下がりなどの設定はモデル毎に綿密に考えました。

袖口や裾のリブはテンションや長さなども、心地よく収まるように計算してあります。

 

デザインはユニセックスで着用することができ、普段使いのコーディネートに重宝するように、ベーシックなものをメインに構成しています。

 

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言葉使いにも、SLOANEの上質な思考性が窺えます。

 

SLOANEに感じた感覚的な良さは私の勝手な思い込みではなく、きっと私たちが見ることができないひと編みひと編みに込められているのだと思います。

 

 

私は昔から、こういう良いニットを見るとどうもコーディネートをする気になれません。

あとは良いパンツがあれば、それで十分カッコ良いじゃないかと思うのです。

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