• 店主 角地 俊耶

オトナTee


「暑いからと言ってTイチで街をウロウロするんじゃない」

なんて、先輩によく叱られました。

私たち洋服屋さんは着飾ること、場に応じた服装を心がけることも一つの仕事なので、酷暑の日こそ夏の素材を楽しむべくトロピカルウールのスーツにリネン混のドレスシャツ&タイなどをする…というのが一つの習わしだったりします(今のBechicsにはあまり関係のないお話ですが)。

スーツでなくとも暑い日にもきちんとした格好(つまり、海に行くような格好ではない)をした紳士を見ると、大抵の場合その方はきちんとしたお仕事や生活スタイルを持っているように見えて、自分が軽装であった時には少し恥ずかしいような思いをします。

これはこれで、TPOという常識を踏まえていることがファッション業界人として重要だと思う反面、このように我々業界の内側にいる人間だけがこだわる常識は既に世の常識ではないこともよーく理解していて、年々リラックス傾向が加速していくのはもはやファッション業界側からのアプローチだけでは止められないと思います。

それに今の時代、いくら格好良くても暑い日に重ね着してまでオシャレしたいと思う人が殆どいないことはわかっていますが、だからこそそれを自分の常識の範囲でサラリとできる大人を見るとグッとくるのは私だけではないハズ。

今のはドレスの領域のお話なのですが、今回のブログでお伝えしたいところは現代においてそのようなルールを意固地に守る必要はなくなりましたが、知らないってのは大人としてどうかということ。

どういうことかと言うと、ドレスの世界ではシャツは肌着なので、Yシャツ一丁ではみっともないとされています。そのため、ジャケットを脱いでも肌着一枚にならないように中にベストを着ているのです。(もう一つ言えば、かがんだ時にもスネが見えないようにホーズというとてもながーいソックスを履くのです)

肌が露出する、ということが最もNGとなる世界…そりゃ2017年夏には敬遠されますね笑

と、いうことで少しでも透けない、一枚で貧弱な印象にならないようなものを夏の大人の皆様にオススメしたくこれらを仕入れました。

<5分袖Ver.>

<半袖ver.>

<ベストver.>

簡単に言うとガッシリと迫力のあるヘビーオンスの天竺を使ったニットライクなTシャツと、特殊加工を施したハードタッチのスウェットベスト。

ほんのちょっとした差ですが、身につけたときの落ち着き方や漂う雰囲気が違うのです。

私の場合はスラックスにスニーカーやローファーあたりで合わせるくらいがちょうど良い気がしています。


384回の閲覧
CONTACT US
  • White Instagram Icon

© Bechics 2016